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ドグラのTRPG日記

TRPGをキッカケにして自分の人生を豊かにしたいと考えています

同人経験0の私が多くの人に助けられながらTRPGシナリオ本を完成させた話① 実作とテストプレイ編

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1.はじめに

どうも!ドグラです。

無事、11/3の『Far East FESTIVAL -The 3rd Edition-』を終えて戻ってまいりました。

今回の記事からは、今まで他人に提供できるシナリオを作ったことのなかった私が、1冊のTRPGシナリオ本を作るために、考え、学び、見つけたことをまとめていこうと思います。

趣旨としましては、4ヶ月を超える時間をかけてやってきたことを整理して今後の自分の活動に生かしたいと思ったのと、「0から同人誌作りにチャレンジしてみよう」と考えている方の助けになることができればという想いです。

長くなるとは思いますが、最後までお付きあいいただければ幸いです。

 

2.最初のきっかけ

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一番最初、私の中にあったのは、

「多くの人に楽しんでもらえるシナリオを書きたい!」

「可愛いヒロインを作りたい!」

という二つの願望です。

これを同時に充足させるためにはどうしたら良いか考えました。その結果思いついたのが、自作シナリオのネット公開です。

幸い、私の大好きなTRPGシステム『トーキョーN◎VA』には有名なシナリオ投稿サイトがありましたし、そこはテンプレートに従ったものを送ればレイアウトまで手がけてくれるということで、「そんなに苦労せずとも作れるんじゃないか?」という、今思えば甘い考えの元活動を開始しました。

 

3.実作で味わった挫折と言葉の力

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シナリオ作成をするにあたって、私は今までで一番面白いシナリオを書こうと決意しました。

「多くの人に楽しんでもらえるシナリオを作ろう」と思ったら、生半可な物ではだめだ。どこか光るところがなくてはいけない、そう考えたんです。

しかし、自分の持てるすべての技術を結集して1週間ほど机に向かい続けたのですが、なかなか満足できる物が作れません。

そのうちシナリオを書く手が止まってしまって、強い不安に襲われるようになります。

 

「こんなに苦労するくらいなら、部屋でダラダラしたほうが楽しいんじゃないか?」

 

諦めを促すような感情が自分の中で湧き上がってきます。

しかしそれと同時に、ツイッターで見つけた一つの言葉が頭の中に響いてきました。

 

「自分を変えられるのは自分しかいない」

 

なぜ、この言葉がこんなにも気になるのか当時の私には解っていませんでした。でも「とにかくやらなくちゃ」という強いやる気を呼び起こします。

まずは諦めずにシナリオを作る、くじけそうになったら力をくれる言葉を思い出す。

がむしゃらに創作活動を続けました。

そして、7月頭のある日。

湯船に浸かりながら物思いにふけっていると、突然悩んでいた部分を解決するどころか、「可愛いヒロインを作りたい」という目標に迫るような素晴らしいアイデアを思いつきます。

私にとって、初めて大きな壁を越えた瞬間です。

それが本当にうれしくて、気づいたときには「よし!」と叫びながらガッツポーズをしていました。

ただ、一つだけ惜しいことがあったんです。

私はすぐさまお風呂から飛び出してスマートフォンにアイデアを書いていたんですが、全裸のまま1時間ほど立っていた結果、次の日に軽い風邪を引いてしまいました。もう29歳だというのに、ずいぶんと大人気ないミスです(笑)

その後、早めに病院で薬を処方してもらい、2日ほどで本調子に戻ることができました。そこからもうひと踏ん張りをして、無事テストプレイ用のシナリオが書きあがります。

シナリオタイトルは『わだつみのおとしもの』

まだ遊んでもいないのに、私は大きな達成感を味わっていました。

 

4.明暗分かれた2回のテストプレイ

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7月13日。

ついに予定していた第1回テストプレイの時を迎えます。

場所は地元の友人宅。メンバーは小学生のころから親交のある気心知れた面々です。
19時30分から始めたセッションは翌日の0時50分ごろに終わりました。

反省会で感想を聞いたところ、

「面白かった!」

「ヒロインがすごく可愛かった!」

このとき私は「やった!」と思いました。なにせ目標が同時に達成されたうえに、3週間頑張ってきたことが無駄ではないと分かったんです。

もちろん良かったところばかりではなく、改善すべき箇所もたくさんありましたので、後日友人たちに協力してもらいながら修正を行いました。

そして、7月26日。

満を持して、2回目のテストプレイの日がやってきます。

今回は大学生時代のサークル仲間とネットセッション。

「前回のテストプレイであれだけ盛り上がったシナリオをさらに磨いたのだから、絶対に成功するはずだ」私は信じて疑いませんでした。

しかし結果は失敗とは行かないまでも、ヒロインの可愛さを表現しきれなかったり、プレイヤーの感情移入を促進することができなかったりと、今いち盛り上がりに欠ける内容になってしまいます。

 

5.気づきと決意

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1回目と2回目のテストプレイの明暗を分けた理由。

私は3日かけて考えてみたのですが、まったく分かりませんでした。

でも、ひとつだけ気づいたことがあります。

「自分にはTRPGを考察するだけの力が無い」ことに。

「ゲームを面白くしている要素とは何か」という基礎を理解していなかったんです。だから、2回目のテストプレイが平凡になってしまった理由を説明できない。

気づいたときは非常にショックを受けました。

休止期間もあったとはいえ、TRPGを12年間やってきて、それなりに上達をしていると思っていましたから。

でも分からない理由を知ったなら、対策を取ればいいんですよね。

私は、一からTRPGの勉強をしなおすことを決意しました。

 

同人経験0の私が多くの人に助けられながらTRPGシナリオ本を完成させた話② 勉強編へ続く

doguraz.hatenablog.com

 

参考資料

一連のシリーズ記事の末部分には、私が参考にしたWebサイトや書籍をまとめていこうと思います。

今回は、諦めそうになった私を何度も元気付けてくれた「言葉」について。

お笑い芸人『厚切りジェイソン』さん

 「何事もやってみる。上手くいかなかったら再分析をしてもう一度」

ジェイソンさんの勇気ある言葉が、今の自分の行動原理の一つになっています。

この中で一番のオススメです。

 

ムーミン谷の名言集

ムーミン谷の名言集 (講談社文庫)

ムーミン谷の名言集 (講談社文庫)

 

私の大好きなムーミンシリーズ。

昔、放送していたアニメでは、ほのぼのまったりとした側面が強調されていますが、原作だと「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」など、とても深いことが書いてあります。心が疲れている時に読むと元気が沸いてきますよ。

 

東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない

東大卒プロゲーマー『ときど』さんの書いた新書本。

著者が自分の半生を語りながら、情熱がいかに人間を動かす原動力であるか力説しています。非常に熱い語り口で、読んでいるだけで自分も頑張ろうという気持ちになってきます。